ボールペンのペン先がLEDで光る! ゼブラ「ライトライト」
数年前に文具ソムリエや文具なんとかという人が出てきたりして、文房具ブームがありましたが、最近はちょっとおとなしい気がします。
特に「SmaSTATION!!」で文房具特集を見るのが好きだったのですが、今はあんまり文房具で特集を組む番組も少なくなってきているようです。
ですが最近も文房具は着々と進化を遂げています。
今回はそんな文房具の中から「ペン先が光る」というゼブラの「ライトライト」をご紹介します。
どんな商品?
ライトライトは筆記具メーカーのゼブラから発売されているボールペンです。
最大の特徴は「ペン先が光る」というところです。
これにより暗いところで書けるボールペンになっています。
使い方としてはノックの部分を押すと芯が出るタイミングで2回に1回光ります。
なぜ2回に1回かというと、明るいところで使う時には光らない状態で使えるように交互に光るようになっています。
ちなみに商品名の「ライトライト」ですが、「Light(光)」と「Write(書く)」を組み合わせた「Lightwrite」という造語らしいです。
色はガンメタリック、ピンク、ホワイト、ダークブルーの4色展開をしています。
どんな感じで光るの?
この商品の最大の売りは「光る」というところなので、どんな感じでどのくらい光るかが一番気になると思います。
では早速光り具合を見てみましょう。
はい、めっちゃ光ります。
LEDライトなのでめちゃくちゃ明るいです。
明るすぎて、普通に周りが明るいところでは明るすぎるくらい明るいです。
でも大切なのは暗いところで書けるかどうかですよね。
では試してみます。
めっちゃ手元が見えます。
これなら暗いところでも全く問題なく書けますね。恐るべしライトライト。
ちなみに写真撮影用に写真側の明るさを下げているので、実際はもっと明るいです。
(写真では明るさを下げないと完全に白飛びしてしまうくらい明るかったです。)
暗いところでちょっと書くには十分すぎる機能を持っていますね。
書き味
書き味ですが、ぶっちゃけ普通。可もなく不可もなくです。
というのも使われている芯は4C芯07mmの黒です。
これは油性の芯なので、昔ながらのボールペンと同じような書き味です。(低粘度でもないです)
ちなみに4C芯というのは世界的な規格のようなものなのですが、ゼブラの4C芯は他のものと比べて若干太いので、他メーカーの4C芯とは交換できません。
ですが、同じゼブラのESB芯(エマルジョンインク)やJSB芯(水性顔料インク)と交換ができるので、インクの種類を変えることは可能です。
分解してみた
どんな構造になっているのか見るために分解してみました。
まずは主要な部品に分解。
ここまでは普通のボールペンと一緒で、ペン先を回すと分解できます。
一番右側にあるボールペンの芯の上に何か銀色の筒がありますね。
実はここに電池が入っています。
銀色の筒の上側にはプラスチックのふたが刺さっており、これを抜くと中からボタン電池が4つ出てきます。
4つも入っているんですね。これがめちゃくちゃ明るい理由の一つです。
ちなみにこのボタン電池は市販の「LR626」または「SR626」に交換できます。
使い捨てじゃない点もいいですね。
実は昔からあったが…
実はペン先の光るボールペンは昔からありました。
今でもノベルティとして配られる商品としてラインナップにあります。
ですが、ちゃんとしたメーカーかつ国内メーカーで光るボールペンというのは私の記憶違いでなければ初めてだと思います。
なぜちゃんとしたメーカーから発売された商品が良いのかというと、まず1つはちゃんと芯を替えられるというところです。
ノベルティのボールペンだと、ノベルティ業者が中国メーカーから仕入れたものが大半です。
そうすると替えの芯が売っていないことも多々あり、使い続けることができません。
また書き味も中国製のノベルティ商品に比べるとかなりいいです。
先ほど書き味は普通と書きましたが、そもそも日本のボールペンの書き味は世界ではトップクラスなのです。(ゼブラの4C芯自体は国内製です)
付加価値商品なのに安い!
なんとこのライトライト、価格は税抜500円です。
電池まで入ってこの値段は破格です。
大体国内メーカーの筆記具には日本製ならば「made in japan」と表記があるので、ない場合は大概海外製です。
ライトライトもどこを見ても「made in japan」の表記がないのでおそらく中国製でしょう。
だとしても500円はむちゃくちゃ安いです。
まとめ
小さい文具屋さんではないかもしれませんが、ロフトや東急ハンズではパッケージに入って吊るしで売ってますよ。
私は夜に社用車で走行距離を記入するのに使ってました。
さっと暗いところでメモをするのにもおすすめです。
光らせないでも使えるので普段使いにも使えるます。
持っていたら話のネタにもなるので、ぜひ買ってみてください。