1時間で読み終わる「いい人」のための本 斎藤一人「人とお金」【本・感想】
みなさん「いい人」してますか?
「いい人」ってなんかいっつも損しがちなイメージありませんか?
でもそれ正しく「いい人」してないだけかもしれませんよ?
今回はそんな「いい人」に送る本「人とお金」をご紹介します。
こんな人におすすめ
・いつも良いことをしているのに損をしてしまう人
・いい人をしているせいでいつもなめられてしまう人
前提条件
この本は明確に対象となる人が指定されています。
それは「いい人」という条件です。
著者の斎藤一人さんはこの本を日本中のいい人が幸せになってほしいとの思いから書いているそうです。
まあ今いい人じゃない人も、今後いい人になったときのために読んでみてもいいとは思いますが。
テーマ
この本のテーマは題名の通りで「人」と「お金」についてです。
もう少し詳しく書くなら「人間関係」と「お金(経済)」についてのことです。
この本ではいい人が学ぶべきことはこの2つだとしています。
人間関係の面では、すべての人にやさしくするのがいい人の条件ではなく、相手を選んでうまく付き合っていくことの大切さが書かれています。
お金の面ではいい人なのにお金が入ってこない人のどこが間違っているのかについて書かれています。
構成
全4章で構成されていて、前半の4分の1がお金の話、残りの4分の3が人間関係の話です。
お金の話ではお金に対する心がけがメインで、たまに経済的な内容が入ってきます。
人間関係は正しくいい人でいるための方法(いい人で損しない方法)が書かれています。
特に3章の「いい人はなめられたらいけない!」という内容に関しては、いつもいい人をしているせいで周りになめられがちな人たちには参考になると思います。
特徴
私は斎藤一人さんの本を初めて読んだのですが、私の印象はいろんなことを「神さま」に結びつける方だなと思いました。
特にお金の話では「お金が入ると途端に贅沢をする人には神さまはお金を回さなくなる」や「お金を稼ぐ話が嫌いな人には貧乏神がつく」といった感じで神さまが多用されています。
正直ここに関しては読む人を選ぶと思いました。
ただ内容的には「神さま」という言葉を使わなくても論理的に説明できる内容が多いと思います。
例えば上の貧乏神の話ですが、お金儲けの話を人としないと人からビジネスの話は入ってこないと思います。またお金儲け自体に抵抗があれば、目の前にチャンスが来ても見逃してしまったり出遅れたりするのではないでしょうか。
このように神さまどうこうは抜きにして、現象としては起こりえるなと思いました。
苦手意識がない人は「そういう原則になっている」という感じで受け取れると、この本から学ぶことができると思います。
またハードカバー本ですが文量はかなり少ないので、普段本を読まない方でも1時間もあれば読み終わると思います。
私も読むのは早い方ではないのですが、30分で読み終わりました。
まとめ
気軽に読み終われる本でわかりやすく人間関係とお金について書かれている本でした。
私は正直こういう本は自分では手を出さないのですが、今回は人から紹介されたので読んでみました。
みなさんも普段読まない本に挑戦してみても面白いかもしれませんよ?