チョコバナナサンデーとかの「サンデー」は日曜日じゃない!?
私はかねてより疑問に思っていながらも放置し続けてきたことがあります。
それは題名にも書きましたがチョコバナナサンデーなどの「サンデー」についてです。
サンデーと言えば真っ先に思いつくであろう単語は「Sunday(日曜日)」だと思います。
いやチョコバナナ日曜日ってなんやねん、って思いながら大好きなので食べ続けていました。
ですがこの度調べてみたところ、このサンデーは日曜日ではないということがわかりました。
今回はこの謎について解説していきたいと思います。
「サンデー」はデザートの種類
チョコバナナサンデーなどの「サンデー」とはデザートの種類のことです。
これはケーキとかクッキーとかそういう括りのことみたいです。
アメリカ発祥のデザートで、アイスクリームをメインにホイップクリームや果物、クッキー類などをトッピングしたものです。
トッピングに関してはそこまで細かく定義されていないみたいです。
「サンデー」と「パフェ」の違い
先ほどのサンデーの定義を見たらそれってパフェじゃね?って思われるかもしれませんが、この違いもとても難しいです。
というか厳密には決まっていないみたいです。
よくある分け方としては器による分け方です。
背の低い(浅い)器に入っているものはサンデー、背の高い器(パフェグラス)に入っているものはパフェと呼ばれることが多いようです。
大手ファミレスチェーンでもメニューを見るとそんな感じになっているところが多いです。
「サンデー」は「Sundae」
今回のチョコバナナサンデーなどの「サンデー」ですが、綴りは「Sundae」です。
トッピングに関してはそこまで細かく定義されていないみたいです。
ちなみに発音記号は、日曜日のSundayは「sˈʌndèɪ」、デザートのSundaeは「sˈʌndi」です。
一応発音記号は違いますが、聞いてみると日本人で英語苦手な私の耳では違いがわかりませんでした。
これは日本語表記がどちらもサンデーで同じなこともうなずけます。
でも実は日曜日が関係している?
サンデーの由来については諸説あります。
その中でちょっと面白いのが日曜日のサンデーが関係しているという説です。
これに関してはキリスト教と州の条例が関わっています。
昔アメリカでクリームソーダが流行っていたのですが、州の条例で日曜日にはクリームソーダの販売が禁止されている州がありました。
理由としてはキリストの安息日である日曜日にそんなもん売るのはけしからん的な感じだったのでしょう。
それならソーダの代わりにチョコレートシロップをアイスにかけたものなら売ってもいいでしょ、と発売されたのが現在のサンデーではないかというのです。
名前についてもキリスト教の決まりに反発したことから日曜日である「Sunday」から一文字変えて「Sundae」となったのではないかという説です。
真相は不明ですが日本語表記でどちらもサンデーなのもあながちずれてはいないんですね。
まとめ
ということでサンデーは日曜日ではなくデザートの種類でした。
とは言え上でご紹介した説を踏まえて考えると、チョコバナナ日曜日というのも完全には間違いではないのかもしれません。