幼馴染の再会の物語 YOASOBI「三原色」

快進撃の続くYOASOBIですが、この度また新たな楽曲「三原色」を発表しました。
例に漏れず作り込まれた素敵な楽曲だったので、今回はこちらをご紹介していきます。

三原色 とは

「三原色」はYOASOBIの新曲で、フルリリースに先駆けて「三原色」ahamo Special Movie がYouTubeで公開になりました。

こちらは後で詳しくご説明しますが、小説「RGB」をもとにした映像になっています。
実写とアニメを融合させた映像ですが、違和感なく作品になっているところが最高です。

ショートバージョンでも聴きごたえたっぷりで、フルバージョンのリリースが楽しみですね。

ahamoのCMソングに

三原色はNTTドコモの新しい料金プラン「ahamo」のCMソングとして起用されています。

さわやかな楽曲と映像が合わさって、まさに新しいものが始まるんだなと思わせるようなCMになっています。
YOASOBIのお二人も、CMがかなりさわやかだったとおっしゃっていました。

原作は「RGB」

YOASOBIはもともと小説を音楽にするというコンセプトのユニットです。
今回の三原色は脚本家の小御門優一郎さんが書き下ろした「RGB」を原作としています。

「RGB」はahamoのコンセプト「つながりによろこびを」をもとに書き下ろされており、ある幼馴染R・G・Bの再会の物語になっています。

ahamoのPR用の小説ということではじめはそこまで期待をしていなかったのですが、思った以上に文量がありストーリもしっかりと作り込まれていたので、ぐいぐいと引き付けられて最後まで読んでしまいました。

「RGB」はahamoの公式HPで読むことができますので、気になった方はぜひチェックしてみてください。

「RGB」をもとにした作り込みがすごい

原作小説の「RGB」の内容が三原色にはたくさんちりばめられています。

特に小説では「R」→「G」→「B」→「LIGHT」という順番で章が区切られて進んでいきますが、これが歌詞にも反映されています。
それが最後の

いつか見上げたい夕陽も
共に過ごしたい日々も
忘れないから 消えやしないから
が芽吹くように また会えるから
物語はい朝日から始まる
「また明日」

という歌詞です。
光の三原色はすべて重なると白になります。これが物語ともリンクするようになっているんです。

三原色についてYOASOBIのお二人が楽曲に関して対談する動画もアップされています。
この動画でも話されていますが今回の歌詞はとても難産だったそうで、レコーディングの直前まで歌詞を書かれていたそうです。

YOASOBIの他の楽曲でもそうですが、聴けば聴くほど気づくことがある楽曲になっているのは、このようなこだわりが詰まっているからなんですね。

まとめ

三原色もとても素敵な曲だったので、YOASOBIは名曲しか出さないんじゃないかと最近思ってます。
フルで聴けるようになるのが楽しみですね。

まだ曲しか聴いたことないよという方はぜひ原作小説の「RGB」もチェックしてみてください。