「文章」と「文書」の違いわかりますか?

「文章(ぶんしょう)」と「文書(ぶんしょ)」、読み方では1文字違いですが意味の違いがみなさんは正しくわかりますか?
今回はこの2つの違いについてご紹介します。

文章

文章とは文をいくつかまとめたもののことを言います。
なので「文<文書」のようなまとまりを表した文の一つ上の単位のような感じです。
「○○○。」という風に「。(句点)」で区切られているものが1文なので、「○○○。×××。」という風になっていれば文章です。

文書

文書とは文字が書き記されたもののことを言います。
書籍や書類などの「もの」を表す言葉で、デジタルで書かれたものに関しても文書は適用されます。

違い

文書と文章の違いは、文がまとまったもののことを指すのか、それが書かれているもののことをを指すのかの違いです。
例えば本のあるページに書かれている文の集まりを表すなら「文章」で、その本自体を表すのなら「文書」という風になります。

英語だと?

それぞれ英語では何というのでしょうか。
文書は明確に「document」とされていますが、文章に関してはぴったりこれというのが微妙みたいです。

よく言われるのは「sentence」ですが、これは「文」の方に当てはまるのではないかと言われていたりもします。
その他に「text」が当てはまるとも言われています。

何にせよ文書が「document」なので、これを覚えておくと違いがわかりやすいかもしれません。

まとめ

普段使う機会が多い「文章」と「文書」ですが、対象がはっきりと違うんですね。
どっちがどっちか分からなくなったら英語を思い出してみても良いかもしれません。