会社でオンライン飲み会の幹事になってしまったときのススメ
少し昔までは当たり前のように開催されてきた飲み会も、今はご時世的に通常開催が難しくなってきています。
そんな中出てきたのがオンライン飲み会です。
ただこのオンライン飲み会、意外と流行らなかったですよね。
ですが未だに会社では何かイベントをしないといけないから、とりあえずオンライン飲み会を開催するという風潮があるような気がします。
そんな時に一番負担がかかるのは、開催自体は決定して詳細を投げられる若手社員だと思います。
今回はそんな会社でのオンライン飲み会をやらないといけない場合のあれこれをまとめてみました。
オンライン飲み会の課題と対策
そもそもオンライン飲み会は何が難しくて流行っていないのでしょうか。
色々問題はあると思うのですが、私は以下の3点が特に問題なのではないかと思っています。
- クロストークができない
- 終わるタイミングを逃しがち
- 家庭環境に大きく左右される
クロストークができない
オンライン飲み会における最大の課題は毎回全員に向けての発言になってしまうためクロストークができない(個別で話ができない)という問題です。
この状態ってめちゃくちゃ発言しにくいので、結局全員のことを知っている歴の長い人や話したがりの人が話して、その他の人はそれを聞くだけという状況が起こりがちです。
これはオンライン飲み会の仕組み上どうしようもなかったりします。
例えばzoomでは大部屋から小部屋に分けるブレイクアウトルームという機能があるので、何十人といるところからある程度話しやすいように時間で分けるということはできます。
とはいえ一対一のような対話は無理なのでオンライン飲み会では諦めましょう。
そこでオンライン飲み会だとなかなか発言しにくいという問題を解決する方にチェンジして考えてみましょう。
おすすめはゲームなどイベントをメインにして、フリートークの時間はあまり設けない方法です。
正直オンライン飲み会のフリートークでみんなが盛り上がるのはほぼ無理なので、ゲームオンリーにしてしまってもいいと思います。
またフリートーク風の時間になったとしても、幹事が話を回していくという気持ちが大切です。話に合わせて「〇〇さんはどうなんですか??」みたいな感じで自然に話せていない人に話題を振りましょう。
ここまで来るとなんだか仕事みたいですね。。。
終わるタイミングを逃しがち
次に家で飲むせいでなかなか終われずエンドレスになってしまう問題です。これは人数に関係なくよく起こります。
これに関してはバシッと幹事が時間になったら締めましょう。
「話足りない方は個別に通話して下さい」などと言っておけば締めやすいかもしれません。
家庭環境に大きく左右される
それぞれの家から参加するために、それぞれの家庭環境に大きく左右されます。
一人暮らしをされている方は問題ありませんが、同居人に気を使う、子どもの世話があるなどなかなか参加しにくい方もいらっしゃいます。
これに対しても完全な解決策はないのですが、あまり遅い時間に開催しない、家庭を持っている人に開催時間の希望を聞くなど、参加しにくい環境の人に寄り添った日時にするのが大切です。
必要な準備
オンライン飲み会の幹事や開催側になったらしっかりと準備が必要です。最低限必要だと思うのは以下のものです。
- ツールの使い方の資料
- 招待メール
- ゲーム
ツールの使い方の資料
これ結構忘れがちなのですが、zoomやteamsなどオンライン飲み会で使うツールの使い方を簡単にまとめた資料が必要です。
若い人たちや他でもこういうツールを使ったことがある人たちは問題ないと思いますが、年齢の高い人など会社にはこういうツールに疎い人もまだまだ多いです。
どうしても時間がなければ公式HPの操作説明のURLを送ってしまってもいいですが、ほんとうに必要な機能だけをまとめてあげたほうが親切です。
招待メール
飲み会の案内のメールは普通の飲み会でも必要ですが、オンライン飲み会の場合は部屋に参加するための案内を出す必要があります。
直前ではなく余裕を持って、遅くても開催の2,3日前には送るようにしましょう。使い方の資料と一緒に送るようにするといいと思います。
ゲーム
飲み会内で行うゲームも準備が必要です。
ゲームの選定はもちろんですが、ルール説明の資料もパワーポイントなどで簡単に作っておいた方がいいと思います。
また幹事が複数いる場合などはリハーサルもしておいた方がいいと思います。
意外とオンラインでやってみるとトラブルことも多いので。。。
そもそも需要があるのか問題。。。
最後に根本的なところなのですが、そもそもオンライン飲み会が求められているのかはちゃんと考える必要があると思います。
上司から言われてしまったらそれは逃れようがないのでやるからには成功させるという気持ちが大切だと思います。
しかし上司や先輩も、開催自体ほんとうに求められているのか考えてみてもらえると、より良い形が見えてくるかもしれません。
まとめ
会社でのオンライン飲み会を成功させるのはかなりハードルが高いことだというのがおわかりいただけたと思います。
もし幹事になってしまった方は、なるべくしっかり準備をして問題なく終われることをお祈りしております。。。