牛丼チェーン店の大手4社の牛丼を比較してみた 特徴からおすすめの人まで紹介
ちょっと前に指を怪我してしまい料理が面倒なのと、平日の昼休憩の時間を昼ご飯を早く食べることで残りの時間で読書をしたいなと思い、ここ数日牛丼生活をしていました。
ただ、毎日同じ牛丼を食べているだけじゃ面白くないと思ったので、せっかくなので大手4社の牛丼を比較してみようと思い今回の企画をやってみました。
それではべーやんの牛丼レビューをどうぞ。
基本データ
まずは4社の牛丼の基本データを比較していきましょう。2020年4月現在で公式HPに掲載されているデータになります。また全て並盛で、価格は税抜き表示になります。
吉野家 牛丼 352円 652kcal
すき家 牛丼 350円 733kcal
松屋 プレミアム牛めし 390円 695kcal
なか卯 和風牛丼 380円 689kcal
ちなみに松屋は牛めし320円というメニューがあるのですが、関東地方ではプレミアム牛めしになっていて、牛めしは販売されていません。そのため今回はプレミアム牛めしで比較していきます。
吉野家
まず最初にご紹介するのは吉野家の牛丼です。私は小さいころからの刷り込みか、牛丼と言えば吉野家の印象が強いです。とはいえ一番よく食べていた小学生の時はもっぱら豚丼を食べてましたが。(吉ブーのキーホルダー集めてました、復活しないかなぁ…)
まずお肉がシンプルにおいしいです。薄さは他のところと同じですが、筋張っていなくいい感じ。タレもちょうどいい濃さといい香りでおいしいです。このタレで煮られた玉ねぎもめちゃくちゃおいしいので、個人的にはもっと玉ねぎ欲しいくらいです。
やっぱり王道なだけあってきれいにまとまっている印象ですね、さすがです。
ちなみに吉野家だけお持ち帰りなのは、持ち帰りをすると安くなるキャンペーンをしていたのでついつい。お持ち帰りと言えば吉野家はお持ち帰りの入れ物が四角くて黒色で、ちょっといい入れ物に見えるところが好きです。
すき家
続きましてはすき家です。
お肉は他のところと比べると噛み応えがあります、しっかり噛みたい人にはいいかも。タレは甘くて濃いめです。個人的にタレのかかったご飯は一番すき家が好きです。
今回は比較のためにシンプルに牛丼だけでしたが、すき家はトッピングの種類がめちゃくちゃあるのが魅力ですよね。私はわさび山かけ牛丼とかつぶしオクラ牛丼が好きです。
松屋
個人的に牛丼を食べに一番よく行くのが松屋です。プレミアムの方なのでちょっと平等じゃないかもしれませんがご了承ください。
お肉がクシャってなっているところにタレの味がしっかり染みていておいしいです。ほかのところと比べてもお肉のたれの染み込み具合は一番のような気がします。タレはシンプルに牛丼のタレって感じで薄くもなく濃くもなくです。
また、松屋の牛丼を語る上で欠かせないのが黒胡椒麻焙煎七味です。(左上のめっちゃ袋が入っているやつです)普通の七味に比べると黒胡椒が入っていることもあって黒いです。
七味といっても辛いわけではなく、香りが豊かです。牛丼にかけると味が締まってよりおいしくなります。
あと牛丼の味とは関係ないですが、味噌汁が一緒についてくるところがうれしいです。牛丼単品では味気ないところに味噌汁があるだけでちょっと得した気分になります。(ほかの店でも頼めばいいんですけどね)ちなみに味噌汁にも黒胡椒麻焙煎七味を入れるとさらにおいしいです、Plus Ultra。
お持ち帰りだと無料で味噌汁がつかないので注意が必要です。
なか卯
最後はなか卯の和風牛丼です。この牛丼は他の3社とは方向性が違います。
公式HPにも「出汁の効いた甘めタレ」と書いてありますが、確かに甘くて私が食べた感想はすき焼きのような味です。
お肉も柔らかくおいしいです。ただやっぱり牛丼を食べているというよりすき焼きをご飯にのせて食べている感じです。唯一無二のおいしさです。
ちなみになか卯は和のテイストが強く、いつもはうどんとのセットを注文してます。あと親子丼もめっちゃうまいです。ここも他の牛丼チェーンとの違いの要因かもしれません。
それぞれおすすめの人
はい、というわけで4社すべての牛丼を食べていきました。そこで、それぞれタイプ別でおすすめのお店を紹介します。
・王道・バランスの良い味の牛丼が食べたい → 吉野家
・しっかりとお肉を噛みしめて食べたい → すき家
・お肉にタレがしっかり絡んでいるのが好き → 松屋
・すき焼きの味が好き、普通の牛丼に飽きた → なか卯
まとめ
いかがだったでしょうか。味に関しては完全に私の主観なので全然違う感想を持つ人もいらっしゃると思います。
今回それぞれ食べてみて思ったよりもそれぞれ味の違いがあることに驚きました。また、4社とも安定しておいしいのに安くてすごいなと再認識しました。
いつも牛丼を食べている人も、今度食べるときにそれぞれの違いを意識して食べてみると面白いかもしれません。