「秋茄子は嫁に食わすな」はやさしさ?それとも嫁いびり?
みなさんナスはお好きですか?
私はめちゃくちゃ食べ出ます。焼いて生姜と醤油かけるだけでおいしいですよね。
そんなおいしいナスですが、昔から日本で愛された野菜です。
「秋茄子は嫁に食わすな」なんて言葉もありますが、正しい意味をご存じですか?
実はこの言葉諸説あるので、それぞれの説についてご紹介します。
嫁いびり説
これが一番よく聞く説ですが、姑の嫁いびり説です。
秋茄子はめちゃくちゃおいしいので、他の家の憎たらしい嫁に食わせるなんてもったいないということらしいです。
嫁姑問題はどの時代でも恐ろしいですね…
やさしさ説
こちらはとても平和な説です。
ナスというのは夏野菜なので、食べると体温を下げる効果があります。
出産前のお嫁さんの体温を差が下てしまうのは身体によくないといういたわりの気持ちを表現しているという説です。
あと、秋茄子には種子がないから子宝に恵まれなくなるというゲン担ぎ的な意味もあったそうです。
口ではこういいながら、本当のところはただ単に憎たらしい嫁においしい秋茄子を食べさせたくないという二重構造になっている説もあるらしいです…
いやほんと、嫁姑問題は恐ろしい…
その他の説
有名なのは上の2つですが、その他いろいろな説があります。
例えば「よめ」は「嫁」でなく「夜目」説です。
この夜目というのはネズミのことで、おいしい秋茄子をネズミに食べられないようにしなさいということを言ったという説らしいです。
またナス科に含まれるアルカロイドは毒性があるため、大切な嫁には食べさせてはいけないという説です。
ここら辺になると凝りすぎて違う気もしますが、いろんな説があるんですね。
まとめ
ということで今回はいろいろな説についてご紹介していきました。
私はお嫁さんに対するやさしさから出た言葉だと信じたいです。
何にせよ秋茄子はおいしいですよね。
夏のナスとの味の違いもよくわかりませんが、とにかくおいしいです。
私はナスを自由に食べれる家庭がいいです。というのがこの言葉への私の感想ですね。