音楽の「フォルテ」や「ピアノ」にはさらに上がある??
音楽の強弱記号として使われるものとして「フォルテ」や「ピアノ」があります。
小学校の音楽でも習うので耳にしたことがあると思います。
実はこれらにはさらに上の表現があるのをご存じでしょうか?
今回はそんな音楽の強弱記号についてご紹介します。
そもそも「フォルテ」と「ピアノ」とは?
「フォルテ」と「ピアノ」は冒頭でも書いたように音楽で使われる強弱を表す記号です。
フォルテは強くという意味で記号はfが使われます。
ピアノは弱くという意味で記号はpが使われます。
ちなみに音楽におけるこれらの強弱記号は定量的な指定はありません。
そのためこの表現の大きさに関しては演奏者がある程度自由に決めることができる要素なんです。
「フォルテ」と「ピアノ」の上は?
それではフォルテとピアノの上は何になるんでしょうか?
正解は「フォルティッシモ」と「ピアニッシモ」で、記号はそれぞれffとppです。
意味もそれぞれとても強く、とても弱くという意味です。
これも学校で習うので聞いたことがある方も多いかもしれません。
そのさらに上
それではフォルティッシモとピアニッシモのさらに上はなんというのでしょうか?
実は「フォルティッシシモ」と「ピアニッシッシモ」なんです。
なんだかここにきて急に単純な命名の仕方してきたと思いませんか?
ちなみにみなさん予想がついているとは思いますが、記号はそれぞれfffとpppです。
意味もフォルティッシモよりさらに強く、ピアニッシモよりさらに弱くです。
まあ記号としてはわかりやすいんですが、名前もうちょっとひねらなかったのかと思ってしまいました。
まとめ
音楽をやっている人からしたら常識だとは思いますが、やらない人的にはこの単純な名前の付け方に驚かれるのではないでしょうか?
ちょっとフォルティッシッシモやピアニッシッシモと書いてあるものを演奏するとどれだけ強かったり弱かったりするのか気になるところではありますよね。
あと補足ですがフォルテとピアノよりも控えめな表現としてメゾフォルテ(mf)とメゾピアノ(mp)というものもあります。
みなさんもまわりに楽器ができる方がいたら、フォルティッシッシモやピアニッシッシモってどんな感じなのか演奏してもらっても面白いかもしれません。