鎌倉の竹の庭で抹茶を楽しめるお寺「報国寺」
鎌倉にはたくさんの神社やお寺がありますが、今回はそんな中から素敵な竹林を見ながら抹茶をゆっくりと楽しめるお寺「報国寺」をご紹介します。
報国寺とは
報国寺は1334年に仏乗禅師が開山したお寺です。
仏乗禅師は現在の場所に休耕庵を建てて修行をし、余暇には詩作を楽しむなどして静かに余暇を過ごしたそうです。
境内には約2000本の竹がある竹林「竹の庭」があり、鎌倉で竹林と抹茶が楽しめるお寺としても人気の観光スポットです。
正面の本堂までは無料
報国寺は本堂までは無料で入ることができます。
こちらが入口です。ここからちょっと坂道が続いて、道なりに右に曲がると本堂があります。
こちらが本堂です。
小っちゃくて看板が見えにくいと思いますが、本堂の左側に「竹の庭」という有料区画があります。
竹の庭の券は2種類
有料区画の「竹の庭」は2種類の券が売られています。
「拝観のみ」は300円、「拝観と抹茶」は900円です。
報国寺を味わうためには、少し高いですが「拝観と抹茶」の方が断然おすすめです。
「拝観と抹茶」の券を購入すると、このように2枚の券を渡されます。
「抹茶券」は抹茶を飲む場所で渡す必要があるので、大事に持っておきましょう。
竹の庭
竹の庭は一面に竹林が広がっています。
どこを見上げてもこんな感じです。
竹のおかげか外と比べて体感2,3℃低い気がしますね。
竹林の中は時間がゆっくり流れているような感じがします。
また、天気が良い時は木漏れ日も楽しむことができます。
休耕庵で抹茶と干菓子を
竹の庭を奥まで進むと「休耕庵」という抹茶が楽しめる場所があります。
建物に入って左側に抹茶券を渡す場所があるので、そこでお店の人に券を渡して待ちます。
席はすべて外と面しているカウンター席のみなので、混雑時には結構待ちます。
休日では朝一以外は待つのは必須です。
順番になると席まで案内されて、抹茶が出てくるまでまた待ちます。
こちらが抹茶と干菓子です。
私はあまり本格的な抹茶を飲む機会がないのですが、抹茶自体は全く甘くありません。
そのため干菓子を少しずつ食べながら、その甘味と一緒に抹茶を楽しむのがちょうどいいようになっています。
普段触れない和を感じれて楽しいです。
ちなみに席からの眺めはこんな感じで、和を詰め込んだ空間です。
休日は後ろの人もいるのであまりゆっくりできませんが、平日に来てゆっくりするのもおすすめです。
まとめ
鎌倉駅からバスで15分くらいの場所なのでアクセスは少し難易度高めですが、他のお寺ではなかなか味わえない体験をできるのでおすすめです。
鎌倉には何度も来ているのでちょっと違ったところに行ってみたいという方は、ぜひ報国寺に訪れてみてくださいね。
報国寺
〒248-0003 神奈川県鎌倉市浄明寺2丁目7−4
拝観時間 9:00-16:00(抹茶の受付は15:30まで)