冷たいものを食べたときの頭キーンは「アイスクリーム頭痛」
みなさん、アイス、食べてますか?
ほぼ題名で出オチしている感が否めないですが、アイスなど冷たいものを食べたときに頭がキーンとなる現象のことを「アイスクリーム頭痛 (Ice-cream headache)」と言います。
そのままなすごい名前ですよね。
先にお伝えしてしまうと一番インパクトがあるのはこの名前なので、この後は結構普通な内容が続きます。
お時間がある方はお付き合いください。
原因
さあ、みなさんが気になるであろうアイスクリーム頭痛の原因ですが、これには諸説あります。
- 冷たいものを食べると口の中やのどが急激に冷やされ、体が反射で体温を上げようとして頭の血管を膨張させて血流量を一時的に増やして温めようとします。
この時の血管の膨張によって頭痛が生じるという説。 - 冷たいものが口やのどを通るときに、のどの三叉神経(さんさしんけい)を刺激します。
このときに発生する伝達信号を脳が痛みと勘違いして頭痛が生じるという説。
この2つの説が有力らしいです。
「諸説あります」と書くとそれっぽいですが、実ははっきりとしたメカニズムはいまだに解明されていないそうです。
まだまだ人の体には解明されていないことがたくさんあるんですね。
予防策
こちらもこの記事を読んでくださっている多くの人が気になっているであろう内容だと思います。
予防策はズバリ「ゆっくり食べる」のと「温かいものと一緒に食べる」です。
え、ご不満ですか?
色々調べたんですが、これが一番効果的らしいですよ。
いくら暑いからと言ってアイスクリームやかき氷をがつがつ食べるのは、みずから頭が痛くなりに行っていると言っても過言ではないでしょう。
ということでアイスクリーム頭痛になりたくなければゆっくり食べましょう。
濃厚なハーゲンダッツとかだとゆっくりしか食べれないので頭が痛くなりにくいかもしれませんね。
ちなみに頭痛になってしまった場合はこめかみを冷やすと収まるらしいですよ。
でもアイスを食べたときのキーンてなるのもある意味風情があるというか、あれはあれでよいものだと思うので、そういう面を楽しみたい人はどんどん食べていきましょう。