一人暮らしの家選びのポイント!
はじめて実家を出て一人暮らしをする際に、物件情報を見ても正直どこを見ればよいか迷いますよね。
ということで今回は、一人暮らしの家選びのポイントをご紹介します。
物件情報で見るべきポイント
まずはネットや不動産屋で貼ってある張り紙などで物件情報を見るときのポイントをご紹介します。
間取り(LDK)
良く「3LDK」などと言葉だけを聞くと思いますが、物件情報を見るうえではこの間取りがまず大切です。
これらはそれぞれ
- L(リビング) :居間(正確には若干違うらしいが)
- D(ダイニング):食事をする部屋
- K(キッチン):台所
という意味です。
一人暮らしで私のおすすめはの間取りは「1K」です。
一人暮らし用の家では良くあるタイプですが、玄関入ってすぐの廊下にキッチンがあり、その奥に1部屋あるタイプの家ですね。
実際のところ一人暮らしであればこれで十分です。
部屋が多いと掃除しないといけない箇所が増えたり、一つのエアコンではカバーしきれなかったりという問題が発生します。
ただ良く人を家に呼ぶ方や、家で仕事をすることが多い人は「1DK」でもいいかもしれません。
寝室を分けられるので、完全プライベートな部分は見せないようにすることができます。
広さは「1K」の場合はメインの部屋が8畳(貼)以上あると住みやすいと思いますが、ここは家具やもともとの収納の数にも左右されるので、内見でイメージする方がいいかもしれません。
建築構造
建築構造はたくさん種類がありますが、私のおすすめは鉄筋コンクリート造(RC造)です。
防音性、耐火性、地震に強いなど良いところがたくさんあるので、わからなければ鉄筋コンクリート造を選んでおけば間違いないと思います。
方角
大きな窓がある方角がどこかというところも、日当たりの観点からとても大切になります。
一番人気は南向きです。
南向きだと朝から夕方まで一日中日が当たります。
東向きと西向きはそれぞれ午前中、午後(夕方)のみ日が当たります。
東向きは昼間はほとんど会社などにいて家にはいない人には良いのではないでしょうか。朝日で気持ちよく起きることができます。
西向きは午後のみ日が当たりますが日当たり的には問題ないと思います。一方で西日がまぶしかったり夏は暑かったりするのがデメリットです。
北向きは一日中日が当たらないのでおすすめしません。
階
マンションの場合ですが、なるべく3階以上の部屋だと良いです。
ひとつは防犯やプライバシーの観点から、高くなればなるほど周りから見られにくくなりますし外からの侵入も難しくなります。
またある程度地面から離れている方が外気温の影響を受けにくかったり、湿度で部屋がかびにくいなどの利点もあります。
あると便利
先ほどの4項目は物件情報を見る際に必ずチェックして納得のいく家を選ぶべきだと思います。
ですが、それとプラスであると便利なものもあるのでご紹介していきます。
ただしこれがある家はちょっと高めのところが多いので、学生さんや社会人1年目などでは選択肢に入らない場合もあります。
宅配ボックス
個人的には一人暮らしにおいて最強のオプションだと私が思っているのがこの「宅配ボックス」です。
これは宅配便が届いた際に不在だった場合、代わりに入れておいてもらえる場所です。
これがあるだけで暮らしの便利さが段違いです。
私も最初の家には付いていなかったので、月曜日に送られてきたものも土曜日にやっと受け取れるということが多々ありました…
ただ最近在宅ワークも増えてきているので、必要性が昔に比べると下がってきた気もします。
風呂の自動お湯はり機能
これを一人暮らしの家に求めるのは贅沢かもしれませんが、あるとちょっとリッチな気分になれるのがお風呂の自動お湯はり機能です。
これはその名の通りボタンを押すと自動で風呂のお湯をはってくれ、その後は保温までしてくれる機能です。
さらに上位のモデルでは水位が減った際にお湯を足したり、お湯を抜いたときに自動で配管の掃除をしてくれるものまであります。
冬に長湯してしまって風呂が冷めてしまったせいで寒くて風呂から出られない、ということも防止できますよ。
洗面所
家のタイプとして大きく3つに分かれるのがこの洗面台です。
一人暮らし用の家で私が思いつくのは以下の3タイプです。
- 風呂、トイレ、洗面台が一体になっている
- 風呂とトイレは別だが、風呂場に洗面台がある
- 風呂トイレは別で、脱衣所兼洗面所がある
下に行くほど家賃が高くなる傾向にありますが、やっぱり洗面所が風呂と別になっているのはとても便利です。
風呂場に洗面台があると夜風呂に入った後歯磨きをすると、うがいの際に足びちょびちょみたいなことが多々あるので…
ここも工夫次第だと思いますが、私は洗面所が別の家に引っ越してかなり感動しました。
ちなみにたまに洗面所にトイレが付いているタイプもありますが、ここら辺は完全に好みの問題ですね。
内見で見るべきポイント
物件をネットや不動産屋で見て選んだ後は、実際に家の中を見る「内見」を行います。
ここでもある程度見ておくと良いかなと私が思うポイントをご紹介します。
防音性(壁)
内見で見分けるのは結構難しいと思いますが、住んでいるうえで防音性はかなり気になりますよね。
特に一人暮らし用の家は普段言葉を発さないという想定なのか、壁が薄いところも多い気がします。
これで完全に見極められるかはわかりませんが、壁を軽くノックしてみると防音性がわかることがあります。(隣部屋と接している壁です。)
壁の中が空洞のような音がした場合は、防音性が低いかもしれません。
昔私が住んでいた家も壁の中が空洞のような音がして、隣の部屋の人のいびきが聴こえました。
窓枠
窓枠にはその家の築年数や状態が出ると聞いたことがあります。
軽くリフォームして部屋の中がきれいになっていても、窓枠はなかなか変えられないらしいです。
なのでここを見ると家の状態がわかります。
カビがすごかったり、色味がおかしかったりしたらちょっと考えた方がいいかもしれません。
ごみ捨て場
意外と住んだ時に重要になるのがごみ捨て場です。
ポイントは曜日や時間に関係なくごみを捨てられるかです。
おすすめは専用のごみ業者と契約しておりいつごみを出しても良いところや、ごみ捨て場にはいつだしても良く管理人さんが曜日によって業者に渡してくれるタイプです。
一人暮らしだと出張などで好きな曜日や時間にごみを出せなかったりします。
そんな時にいつでもごみを出せるかどうかはかなり重要ですよ。
収納
これに関してはマストではありませんが、収納の数や場所をちぇくするとよいと思います。
意外と写真で見るのと実際に見るのでは収納の広さなどは違った印象を受けがちです。
ウォークインクローゼットなどあればかなり便利ですが、クローゼットの有無やサイズもわかると服が多い人も困らないと思います。
コンセント
ここもマストではありませんが、コンセントの位置と数を確認しておくとよいでしょう。
あまりにコンセントの数が少なかったり、変な位置にある場合は、工夫してレイアウトを考えないと使いやすくきれいな部屋を作りにくいです。
ネットのlanケーブルを刺すところがもともとある家の場合は、それも確認しておくと住んだ時の家具の配置などをイメージしやすいと思います。
まとめ
ということで私が思いついた一人暮らしの家選びのポイントをご紹介していきました。
人によっては他にも譲れないポイントなどもあると思うので、ご自分に合った家が見つけられると良いですね。