お会計の時の「おあいそ」実は失礼!?
飲み屋でお会計をするときに「おあいそお願いします!」って言う方多い気がします。
私も飲み屋でバイトをしているときにはよく言われることがありました。
でもこの「おあいそ」って言葉は、実はあまり良くない言葉なのをご存じでしたか?
その理由や、なんて言えばいいのかをご紹介していきます。
「おあいそ」の意味
「おあいそ」は漢字では「お愛想」と書きます。
「愛想」とは「愛想が良い」という感じで使うおなじみのあれです。
ここまでの流れではポジティブな感じがしますが、そんなことは一切ないのがこの言葉です。
「おあいそ」には「愛想が無くてすみません」という意味があります。
これはそもそもお客さんが使う言葉ではなく、店員さん側が使う言葉なのです。
店員さんがお客さんからお金を支払ってもらう時に「愛想が無くてすみませんが、お支払いをお願いいたします」という言い回しなのです。
ちなみにお客さんから言うと「お店に愛想が尽きたからお会計して」という意味になります。
どうですか?めちゃくちゃ失礼じゃないですか?
実際私がバイトをしていた居酒屋のマスターは、「知らないから仕方ないけど、ほんとはあれ良くないんだよ」とおっしゃっていたので、気にする方は気にしてしまうみたいです…
ではなんて言えばいい?
おあいそ御用達の方もたくさんいらっしゃると思いますが、今からでも遅くありません、ちゃんとした言葉でお会計ができるようになっていきましょう。
ではなんて言えばいいんでしょうか?
それは「お会計お願いします。」です!!
Simple is the best!!
色々と言い方はあると思いますが、これが一番間違いないです。
ちなみに「お勘定お願いします。」も同じ意味なので、もう少し通な感じを出したいなどこだわりをお持ちの方はこちらでもいいと思います。
お好きな方をお使いください。
まとめ
「おあいそ」使いがちですが気を付けないといけない言葉ですね。
意味が分からず雰囲気で使っていると、実は間違っていたり失礼だったりすることも多いです。
知らない場合は仕方ないですが、気づいたときに直していけるといいですね。