郵便や宅配便で他の人宛の荷物が誤配達されてしまったときの対応

2024年7月7日

郵便や宅配便業者が忙しくて、最近ミスが増えてきているような気がします。
私の場合は2日連続でミスにあってあたふたしました。めちゃくちゃ忙しそうなので仕方ないのかなとも思いますが。。。

今回ご紹介したいのは「誤配達」されてしまったときの対応方法です。
もし誤配達されてしまった方は参考にしていただけたら幸いです。

誤配達されたら対応することは”義務”

誤配達をされた場合は郵便局や宅配業者の落ち度なのですが、誤配達された人はこれをそのままにしてはならず対応する義務があります。
郵便法には以下のような項目があります。

第四十二条 郵便物の誤配達を受けた者は、その郵便物にその旨を表示して郵便差出箱に差し入れ、又はその旨を会社に通知しなければならない。
②前項の場合において誤つてその郵便物を開いた者は、これを修補し、かつ、その旨並びに氏名及び住所又は居所を郵便物に表示しなければならない。

誤配達郵便物の処理

上の郵便法をかみ砕くと
「誤配達されたらその旨を付箋等に書いてポストに入れるor郵便局・宅配業者に連絡しないといけない」
「誤配達された荷物を間違えて開けてしまったら、改めて封をして自分の氏名と住所を付箋等で表示して郵便差出箱に入れるor連絡」

という感じです。

対応方法

対応方法は大きく分けて以下の4つです。

  • 誤配達であることを書いてポストに投函
  • 郵便局・宅配業者に連絡(電話)
  • 郵便局・宅配業者に連絡(インターネット)
  • 直接郵便局・宅配業者に持ち込み

誤配達であることを書いてポストに投函

これは手紙とか封筒が間違えて送られてきたときの対応ですね。
なので宅配便って感じではないのでご注意を。
付箋とかに「誤配達」という感じで書いてポストに入れれば完了です。

郵便局・宅配業者に連絡(電話)

一番確実ですが意外とめんどくさいのが電話での対応での連絡です。

郵便局とヤマト運輸は決まった番号にかければいいので佐川急便はめちゃくちゃめんどくさいです。
というのも佐川急便は自分で担当の営業所を検索して、そこに電話をしないといけないためです。
私は実際に佐川急便に誤配されたことがありますが、連絡するだけなのに手間で困りました。ここは改善してほしいです。

また郵便局とヤマト運輸は携帯電話からかけた場合のみ通信料がかかりますが、佐川急便は問答無用でお金がかかります。
数十円ですが自分に非がないのにお金かかるのってちょっとなぁって感じですよね。

郵便局・宅配業者に連絡(インターネット、メール)

一応インターネットのお問い合わせフォームやメールで連絡を入れる方法もあります。
が、本来の受け取りの方のことを考えるといち早く回収してもらった方がいいので、回答に時間がかかるこれらの方法は最終手段かなと思います。

あと問い合わせフォームの場合は記入が必要な内容が多かったりしてめんどくさいので、電話してしまう方が早いと思います。
電話受付の時間内で連絡ができないときなどに使うといいと思います。

直接郵便局・宅配業者に持ち込み

基本的に業者に連絡を入れると取りに来てくれますが、家になかなかいなくて渡せない場合は直接持ち込んでしまうのもありです。
ただ郵便局は行きやすい場所にありますが、宅配業者の場合は車がないと行きにくい場所にあることも多いので注意が必要です。

誤配達を防ぐには

「誤配達しないでよ!」というのが本音ですが、人が関わることなのでどうしてもミスは発生してしまいます。
そこで私たち受け取り側も、サインをするときにちゃんと宛先を確認することで誤配達を防げると思います。

ちなみに宅配ボックスなどで間違えられた際はどうしようもないので、あきらめて対応してあげましょう。
あと最近ではサイン不要な場合もあるので、これも諦めて誤配達されたら対応しましょう。

転居の際の手続きも注意

宅配便業者のミスとは別で良くあるのは、前に住んでいた人の荷物が届いてしまうことです。
前の住人の荷物が誤って送られてきた場合にも、受け取った側は対応する義務があります。

ですが、これに関しては転居する側の方がしっかりと手続きをすれば防げることなので、引っ越しが決まったら忘れず対応しましょう。
まずは郵便物に関してですが、郵便局で手続きをすると1年間転送してもらうことができます。
またamazonなどの通販の届け先を更新し忘れる方も多いので、引っ越しが完了したら速やかに更新するようにしましょう。

まとめ

最近は誤配が増えているとも聞くので、みなさんも遭遇する機会もあるかもしれません。
ちょっと面倒ですが、しっかりと対応して本来の受取人に荷物が届くようにしてあげてくださいね。