「ピザ」と「ピッツァ」の違いは発音だけじゃない??

「ピザ」と「ピッツァ」、みなさんはどちらで呼んでいるでしょうか。
私のイメージは普通に読んだら「ピザ」、おしゃれな感じで呼んだら「ピッツァ」というイメージでした。
しかしこの2つは実は違うものなんです。
今回はその違いについてごご紹介していきます。

「ピザ」と「ピッツァ」の違いは焼き方!

「ピザ」と「ピッツァ」の違いは焼き方にあります。

「ピザ」はオーブンを使って焼いたものです。
家庭用のオーブンで焼いた場合もピザになります。

「ピッツァ」は石窯で焼いたものです。
お店の大きな石窯に放り込んで焼いているものはピッツァです。
こちらは家庭で作るのはなかなかハードルが高いですね。

アメリカ風かイタリア風か

この2つは主に食べれられている国が違います。
「ピザ」はアメリカでよく食べられているタイプで、「ピッツァ」はイタリア風とされています。

また「ピザ」は厚い生地の上に大量の具材を載せて食べるお腹いっぱいになる料理ですが、「ピッツァ」は薄い生地で折りたたんで食べるようなものになっています。
この違いもお国柄が反映されていて面白いですよね。

ちなみにスペルはどちらも「Pizza」です。
同じスペルですが英語の発音では「ピザ」、イタリア語の発音では「ピッツァ」になるんです。
ここからもどの国の食べ物かというところで違いが出ていることがわかります。

宅配ピザはどっち?

それぞれの違いについてわかってきたところで、次に気になるのは宅配ピザについてです。
実際のところ宅配ピザは「宅配ピザ」と「宅配ピッツァ」のどちらなんでしょうか?

大手の宅配ピザであるピザドミノピザとピザーラについて調べてみたところ、どちらも注文が入ってからオーブンでピザを焼き上げているそうです。

ですので宅配ピザは「ピザ」ということになります。
注文が入ってからすぐに焼き上げたり、店舗数が多く敷地面積の小さい宅配ピザには石窯は向かないのが理由ではないでしょうか。

まとめ

ただ呼び方をオシャレにしてピッツァと呼んでいるのではなく、ちゃんと違うもののことなのは知りませんでした。
Pizzaを食べるときは「ピザ」か「ピッツァ」のどちらかを考えてみても面白いかもしれません。