星野源のオールナイトニッポンの「トットトコラシメチャエ」ってなに?
2020年に星野源のオールナイトニッポンにて「トットトコラシメチャエ」という言葉が爆誕しました。
今回はこのパワーワードがどのようにして誕生したのかをご紹介していきます。
始まりは星野源ANNのコーナー「星野ブロードウェイ」
すべての始まりは2020年9月9日に放送された星野のオールナイトニッポンMIU404スペシャルでした。
この回は星野源さんと綾野剛さんがW主演のドラマMIU404の最終回直後の放送で、スペシャルゲストとして脚本の野木亜記子さん、プロデューサーの新井順子さん、演出の塚原あゆ子酸が出演されていました。
この放送で行ったコーナーの星野ブロードウェイで「ファイティング☆ゲンロッキー」というお話をやった時に生まれた言葉です。
ちなみに星野ブロードウェイとは星野源のオールナイトニッポンで今年から始まった定番コーナーで、リスナーから原案を送ってもらいそれをもとに書いた脚本でラジオドラマを行うというものです。
このコーナーは読み合わせなどの練習は一切なしで一発本番で行っており、そのわちゃわちゃ具合がまた魅力です。
ちなみに最終目標はブロードウェイに立ちたいと言い続けています。
そしてこの回にやった「ファイティング☆ゲンロッキー」に関しては名前からもわかるように、あの有名なボクシング映画ロッキーのパク…オマージュです。
実際の放送がこちらです。
星野ブロードウェイは1:42:17から(本格的に開始は1:45:35から)、問題の「トットトコラシメチャエ」は1:48:07です。
ジャイアントベアーに負けそうになるゲンロッキーを観客A,B,Cの3人が応援するシーンで
野木さん(観客A)「ゲンロッキー!最後まで絶対あきらめないで!」
塚原さん(観客B)「負けないでゲンロッキー!まだまだできる!」
新井さん(観客C)「〇×△(聞き取れなかったです…)なんてトットトコラシメチャエ!」
という応援が入り、それによってゲンロッキーは勝利します。
(「ビックベアーなんてトットトコラシメチャエ」って言ってるような気がしますが、何度聞いても確証は得られませんでした…)
と、こんな感じでクセになる「トットトコラシメチャエ」が誕生したのです。
この後の放送で何度も音声素材として「トットトコラシメチャエ」が使用され、さらには「トットトコラシメチャエ」をテーマにした星野ブロードウェイが作成されたりと、星野源のオールナイトニッポンで愛される言葉になっていくのでした…
新井さん「ポリまる風に言ってみた」
この後「トットトコラシメチャエ」が誕生した経緯をラジオ内で新井さんがお話しされています。
新井さん曰くMIU404のマスコットキャラクターのポリまる風にセリフを言ってみたそうです。
源さんには「なんで役に役を重ねてくるんですか!」とツッコミを入れられていました。
また新井さんは「テストかなって思ってたらオッケーですって言われた」ともおっしゃっていて、これはディレクター野上君のディレクションが完璧だったと源さんに絶賛されていました。
ついに星野ブロードウェイ賞を受賞
そして2020年最後の放送では、毎年恒例になっているその年の放送で印象深い出来事を決める「星野源アワード2020」の中でファイティング☆ゲンロッキーが星野ブロードウェイ賞を受賞しました。
今夜の #星野源ANN では「星野源アワード2020」を発表!
— 星野源 Gen Hoshino (@gen_senden) December 29, 2020
そして、なんと「星野ブロードウェイ」賞を受賞した #MIU404 プロデューサーの新井さんと生電話も!
皆様も、ぜひタイムフリーで2020年の #星野源ANN を振り返って下さいね。
今年もありがとうございました!また来年!https://t.co/uCXQhzwirx pic.twitter.com/vO6FHvDLas
受賞にあたって新井さんが生電話でコメントをしており、いかに「トットトコラシメチャエ」がインパクトがあったかということがわかります。
この放送ではいつもエンディングで流れる源さんの「Friend Ship」が流れ終わった後に「トットトコラシメチャエ」が流れ、リスナーに衝撃を与えました。
なんとTwitterのトレンドにも入っており、星野源のオールナイトニッポンを知らない人たちには謎の文字がトレンド入りするという事態にまで発展しました。
まとめ
以上が「トットトコラシメチャエ」の誕生とその後の影響です。
来年以降も聴ける機会があったらいいなと思うくらいクセになってしまいました。
また「トットトコラシメチャエ」が誕生した回はYouTubeで無料公開されています。
めちゃくちゃ面白いのでぜひ聴いてみてください。