「くたばれ、正論。」Red Bullまさかの値下げ

「くだばれ、正論。」

シンプルかつインパクトのあるこの言葉を広告で出したのは、「RED BULL翼をさずける」でおなじみのRed Bull Japan(レッドブル・ジャパン)です。

今回はこの広告と、この言葉を実践するように同じタイミングで発表になったRED BULLの値下げについてご紹介します。

「くたばれ、正論。」

こちらが実際の広告です。

この広告は2021年1月11日(月)の読売新聞の朝刊掲載されました。
この日は1月の第2月曜日、成人の日です。
レッドブル・ジャパンの公式Twitterもこの広告に「#成人の日」というハッシュタグをつけてツイートしています。

これはレッドブル・ジャパンが新成人に向けたメッセージです。
最後は「まっすぐ、愚直に、大きくいこう。」と締めくくられており、頭から最後まで力強いメッセージになっています。

F1をはじめ様々なスポーツのスポンサーをしたりと、他の企業がなかなかできないことをして攻め続けているレッドブルだから言えることだなと思いました。
新成人だけでなく、幅広い方に響く言葉ですよね。

世間の反応は賛否両論

あくまでTwitterで見た反応ですが、この広告は賛否両論でした。
賛成派は「見ていてスカッとした!」「しびれた!」
否定派の意見は「正論こそ大切!」「無秩序がいいの?」「今出す広告じゃない」

特に一番最初の「くたばれ、正論。」のところに批判が集まっているようです。
確かに正論って正しいことなので、それがくたばれと言うのはおかしいのではないかという意見もわかる気はします。

ただあくまで私の解釈ですが、この広告は別に秩序のない世界を目指そうとか人に迷惑をかけても良いとかそいういうことを言いたいのではないと思います。

「常識という型にはまって小さくならず、自分の興味のあることに全力になれる大人になってほしい」
そんな意味が込められているのではないかと思います。
(別に私はレッドブル・ジャパンの回し者ではないですよ。。。)

まさかの値下げ!

レッドブル・ジャパンは2021年2月1日からRed Bull(レッドブル)の値下げを行うと発表しました。
対象商品と価格は以下の通りです。

近年では原材料の値上がりなどを理由に、販売価格を上げたり内容量を減らすといったことを行うメーカーが多いです。
そんな中でレッドブル・ジャパンはあえて大幅な値下げをしてきたのです。
商品によっては20%以上の値下げになっており、常識ではなかなか考えられない値下げになっています。

正に「くだばれ、正論。」を地で行っていますよね。

まとめ

ということで今回の一件で、レッドブルはトガってる企業というイメージが世間に再認識されたんじゃないでしょうか。
確かに強い言葉なので批判があるのはわかりますが、私はこういう広告もあっていいんじゃないかと思います。

あと単純に値下げはうれしいので、また仕事に追い込まれたら買いに行きたいと思います。