上野東照宮の冬のぼたん苑が予想以上に盛りだくさんだった

上野公園に隣接している神社の上野東照宮にはぼたん苑があります。
季節によって色々な展示を行っているのですが、その中でも特に冬ぼたんでとても有名です。

今回はそんな冬ぼたんを見に行ってきたので、上野東照宮の冬ぼたんについてご紹介します。

上野東照宮 ぼたん苑

上野東照宮 ぼたん苑では季節ごとに花の公開を行っています。
例年のスケジュールは以下の通りです。

  • 1月1日~2月中旬「冬ぼたん」
  • 4月中旬~5月中旬「春のぼたん祭」
  • 9月下旬~10月下旬「ダリア綾なす秋の園」

今回は冬ぼたんに行ってきました。

入口と入場料

ぼたん苑は上野東照宮の敷地の中にあります。
正門(?)がこちらで、入ってすぐ左側にぼたん苑の入口があります。

ぼたん苑の券は券売機と有人の窓口の2か所で買えます。
買いやすい方で買ってください。

入苑料は700円とかなり強気です。(入苑料は時期によって異なり、これは冬ぼたんの料金です。)
小学生以下は無料なので家族連れでも入りやすいのはうれしいですが、花を見るのに700円はかなり高めですよね。
私も入る前までは正直驚いていたのですが、中の広さからある程度納得の価格だなと思いました。

多種多様な冬ぼたんが楽しめる

ぼたん苑の中には多種多様なぼたんが一面に植えられています。

こんな感じで道沿いにぼたんがあります。
敷地はかなり広くて、この直線が折り返して10個以上ありました。

冬ぼたんなので雪から花を守るために、花の周りにはわらぼっちがかぶさっています。
冬ぼたんと言えばこのスタイルですよね。

ぼたんはこの写真の赤やピンクのイメージがあったのですが、その他の色もたくさんありました。

これは「ハイヌーン」という1952年にアメリカで作出されたぼたんです。
黄色いぼたんなのも驚いたのですが、海外で作られた横文字のぼたんがあるのも驚きでした。

こんな感じの紫色のぼたんもあります。
白と紫がグラデーションになっている感じできれいでした。

中にはこんな感じで形自体違うものもありました。
なんだかシクラメンっぽい花ですよね。

ぼたんの販売

ぼたん苑の中ではぼたんの販売もされていました。

見えにくいと思いますが、それぞれの価格は以下の通りです。

  • 牡丹苗・一般品種:1500円
  • 牡丹苗・希少品種:3500円
  • ダリア球根(大株):1000円
  • ダリア鉢:200円

ぼたんの苗って意外と安く買えちゃうんですね。
育てるのが大変そうですが、自分でもぼたんを育ててみたい方は連れて帰るのもありですね。

ぼたん以外にも様々な花が

ぼたん苑ではありますが、ぼたん以外の花もありました。

まずは蝋梅(ろうばい)です。
私が行ったのは1月初旬だったので咲き始めでしたが、1月末ごろには満開なのではないでしょうか。

梅の花もちらほらと。

1月初旬だったこともあり、春の七草がまとまったかわいいセットも飾られていました。
春の七草の名前は知っていても実物を見る機会も少ないと思うので、とても面白かったです。

隠れパンダがたくさん

上野東照宮は上野動物園の近くなので、ぼたん苑にも隠れパンダがたくさんいました。

苑内に置いてある盆栽と一緒に飾られていたり

これも盆栽の根元にちょこんと

中には盆栽以外に添えられているパンダもいます。
ぼたんを楽しむついでに、パンダ探しをしても楽しいと思います。

まとめ

上野東照宮のぼたん苑は、全国の冬ぼたんを楽しめるスポットの中でもかなりハイレベルなぼたん苑だと思います。
上野駅からのアクセスも良いので、ぼたんがお好きな方はぜひ訪れてみてくださいね。